Web面接(オンライン面接)で失敗しない為に注意することとは?

はじめまして。アカデミー修了生で就職活動中のRYOです。

私は業務未経験からWebエンジニアを目指してアジャストアカデミーに入校しました。

元々IT業界に興味はありましたが最初の一歩が中々踏み出せませんでした。仕事を辞めてハローワークで相談しているとき、

アジャストアカデミーの入校者募集が目に入り、そこで思い切って応募しました。

授業ではWebサイトやバナーの作品制作をしてスキルアップしながら資格も取ることができました
修了後はサポートを受けながら現在まで5回面接を受けてきました。

そして全ての企業からWeb面接を指定されており、今やWeb面接の対策は必須だと感じました!

新型コロナウィルス感染拡大の現在、多くの企業の面接でWeb面接が行われ、その数は企業全体の7割とも言われ、最終面接まで全てWebで対応している企業は4割に達したと言われています(2020年5月)

私だけに限らず、今後就職活動をする人々はWeb面接を行う可能性が非常に高くなります!

今回は、そんなWeb面接で注意したいことをこれまでの体験談も交えてご紹介したいと思います。

目次

1.Web面接(オンライン面接)とは?

2.Web面接(オンライン面接)で注意すべきこと

3.終わりに

1. Web面接(オンライン面接)とは?

Web面接とは、パソコンやスマートフォンを使用して行うビデオ通話型の面接のことです。遠方からの転職者を選考することができるために以前から利用されていましたが、昨今の社会情勢を受け、導入企業が急増しています。

  • Web面接のメリット

Web面接のメリットとしては、移動時間や交通費などの負担が軽減され、距離が離れていても面接ができるという点があります。平日に帰宅してすぐに自宅で面接を受けられるのは時間面でも精神面でも助かっていました。

  • Web面接のデメリット

通信や機材のトラブルが起きる可能性があることがデメリットとして挙げられます。自分ではしっかり環境を準備したつもりでも、面接中に音声が聞こえづらくなったり、映像が止まったりして面接の進行が止まってしまうことがありました……。

2. Web面接(オンライン面接)で注意すべきこと

  • 周辺環境

まず初めに「どこでWeb面接を受けるか?」で悩むのではないでしょうか?

面接中に周囲の騒音などがあると、自分も面接官も気が散ってしまったり、声が聞き取れなかったりします。
実際の面接では1時間、2時間の長丁場になることもありました。
できるだけ集中力を乱されない場所を選びましょう。自宅の誰もいない部屋がベストです!

自宅で面接をする際は背景の映り込みに気を付けます。生活感が伝わるものや目立つものを映らないようにし、シンプルな壁やカーテンを背景にします。家族がいる場合、面接する時間帯を伝えておくことも忘れないようにしましょう。

この辺りは人によっては少し大変な部分しれません。
私は自宅が狭いため、映り込みを無くすのに苦労しました(笑)

また、公衆のWi-Fiなど不安定な回線環境は避け、安定したWi-Fiか有線LANで接続した方が良いでしょう。端末はスマホでも可能ですが、パソコンを使う方が処理能力や通信面で優れているためオススメです。どうしてもスマホで受けたい場合は、必ずスマホを固定し画面がぶれないようにしてください。

私はカメラ内蔵のラップトップを有線LANで接続していますが、それでも相手側の環境や通信の相性の影響で、映像や音声が不安定になってしまうことがありました……。

Web面接は特に通信面のトラブルが多いので、少しでも良い環境を準備しておきましょう!

  • 接続機器の準備

パ ソコンにカメラが内蔵されていない場合や、高画質を求める場合には、外付けのWebカメラを別途購入して接続する必要があります。

私が面接直前に初めてテストして映してみたときは、想像以上に顔に光が当たっておらず表情が見えなくて、慌てて近くに鏡を置いて照明を反射させることで対策していました(笑)

映り具合や目線など、実際にカメラを通して見てみないとわからないので、必ずチェックして調整しておきましょう!

また、音声に関してもスピーカーよりイヤホンを使用するほうが自分の声も面接官の声も伝わりやすくなりました。イヤホンを使用したからといって注意を受けるようなことはありませんでしたのでご安心ください。マイクもカメラ同様、きちんと音声が出力されているか確認しておきましょう。

どのビデオツールで面接をするかは会社側が指定します。使い慣れないものであった場合は事前に調べ、実際に使ってみてテストしておくと安心です。例えばビデオツール「Zoom」を利用する場合、美肌補正やバーチャル背景など様々な効果設定を利用できるので、事前に調整しておきましょう。私は背景の映り込みをなるべく減らしていますが、どうしてもすべての物が映らないようにはできなかったので、ビデオツール「Zoom」の指定があった際は、バーチャル背景を使用しています!

  • 質疑応答の対策

見える範囲にメモを貼っておけば、質問に対応しや すくなります。聞かれる質問は志望動機など、基本的に対面面接と変わりません。そのまま読み上げるようなことは避けるべきですが、見やすい位置に用意しておき、箇条書き程度にまとめておくと便利です!

また、面接を受ける企業の資料やWebページなどを開いておき、どんな質問にも対応できるようにしておくといいでしょう。カンペやメモを見る際には目線に十分注意しましょう。

とはいえ実際の面接ではテンポや間を気にしてしまい、あまりメモを見る余裕はありませんでした……。
しかし、気持ちの面で安心できるのでとりあえず用意しておくことをオススメします!

  • 面接直前の確認

服 装に関しては、就活生であればリクルートスーツ。服装の指定がない場合など、悩んだらスーツにしておけば失礼にはなりません。転職面接であれば服装は自由なところが多く、必ずしもスーツを求められるわけではありませんが、基本的には対面面接の際と同様のマナーに則った格好をして面接に臨みましょう。

ちなみに私が実際に経験したことで、ITベンチャーなど、企業によってはスーツだと堅すぎて社風に合わないという印象を与えてしまうことがありました。これはめずらしいケースかもしれませんが、不安な場合は事前に企業側に聞いておくと安心かと思います。

開始時間の10分前には万全の状態で待機し、通信や不具合がないか、安定して面接が行えるか確認を済ませておきます。

自宅だとつい忘れがちなのがスマホやパソコンの通知音です。一度うっかりスマホの通知を切るのを忘れていて冷や汗をかいたことがあります(笑)必ず直前までにオフにしておきましょう。

事前に会社から「約束の時間がきたら指定のURLに入ってください」などの指示があるので、指示に従い5分前にはアクセスして面接官がくるのを待ちます。

  • 面接中の心得

第 一印象は非常に大切です!

まず初めに笑顔でハキハキと挨拶しましょう。聞き取りやすいよう声のトーンをあげ、ボリュームも大きめに話すようにします。

会話は慌てず面接官が話し終えるのを待ち、間を置いて話すようにします。Web面接ではタイムラグが発生し、映像と音声にずれがあります。緊張で焦ると会話が被ってしまうので、落ち着いて受け答えをしましょう。

個人的にWeb面接で最も難しいと思う点がこのタイムラグでした。どうしても一問一答のような形になるため、伝えたいことはなるべく一度に話す必要がありますが、回答が長くなればわかりづらくなるため、簡潔さも必要です。Web面接でのコミュニケーションは慣れないうちはやりづらいかもしれませんね……。

面接が終わったら最後にお礼を言い、通話が切断されるまで気を抜かないようにしましょう。

3. 終わりに

Web面接では事前準備がとても重要になってきます。オンライン通信という環境上、準備を怠ってしまうと様々なアクシデントが起きる可能性があります。はじめて準備する際は大変ですが、しっかり準備して面接に臨みましょう。

私もまだ就活途中ですが、これまでの反省を活かしつつ、引き続き頑張っていきたいです!

この記事が少しでも就活をする方々のお役に立てれば幸いです。

(文/RYO、写真/写真AC)

あわせて読みたい