未経験から目指せる! アジャストアカデミーでWebエンジニアに転職

はじめまして。アジャストアカデミーを修了したRYOです。

アジャストアカデミーとは、デザインを中心にWebサイト制作におけるスキル全般を学び、Web業界への就職を目指す職業訓練校です!

私はアジャストアカデミーの授業を通じて、Webエンジニアに興味を持ち、現在では個人でWebサイトを制作することもできるようになりました!

昨今はWebエンジニアを目指したいという人が増え続けています。
そしてWebエンジニアを目指そうと思ったはいいものの、具体的にどうすればいいかわからないという方が数多くいます。

「勉強してみたいが、何から手を付ければいいかわからない」

「職業訓練やスクールに通って転職したいが、どんなことをするかわからなくて不安」

初めにこのような多くの悩みを抱えます。

そこで今回は実体験をもとに、未経験からWebサイトを作れるようになる方法や、私が転職のために取り組んでいる方法をご紹介します!

目次

1.Webエンジニアってどんな仕事?

2.未経験者がエンジニアになるためには何をすればいいの?

  • 独学で感覚を掴む
  • 職業訓練で幅広く学ぶ

3.面接前の準備

4.終わりに

1. Webエンジニアってどんな仕事?

Webエンジニアとはパソコンやスマートフォン向けのWebサイトや、Webアプリケーションを制作する職業のことです。

集客するための設計が必要で、現代のニーズに応え続ける必要があります。
最新の技術やセキュリティが求められ、IT業界の中でもスピード感があるのが特徴です。
色々な業界に向けて仕事をしたり、幅広い知識や技術を取り入れることが好きな方に向いています。

Webエンジニアと一言でいっても様々な職種があります。
大きくわけるとフロントエンド部分(Webデザイナー/コーダー /フロントエンドエンジニア)
バックエンド部分(サーバーサイド/バックエンドエンジニア)に分かれています。

2. 未経験者がエンジニアになるための道のりは?

  • まずは独学で感覚を掴んでみる

転職がしたくても、未経験からの場合はどうす ればいいのかわかりません。
まずは実際に経験してみて、どんなことをする職業なのかイメージしながら、少しずつ目的を絞っていきましょう。

例えば私の場合は最初の目標を「Webサイトを作る」と考えました。
そして実際にどんな技術が必要なのか。どんな手順で作っていくのか調べていくうちに、制作工程を少しずつイメージすることができ、「自分でも意外とできそう!」と感じるようになりました。

WebサイトであればHTML/CSS/JavaScript/PHPなどが必要な技術として挙げられます。
手順としては、まずはどんな内容のサイトにするか決め、ターゲットを定め、そこからデザインを考えます。
この段階でWebデザイナーの主な役割を経験できます。

Webブラウザで表示させるにはHTMLやCSSといった技術を使って見た目を作っていく必要があります。
この作業はフロントエンド系の職種全般が行う「コーディング」または「マークアップ」という役割になります。

その他にも、ユーザー登録機能やフォーム投稿機能、SNS連携などが必要な場合、バックエンド側の作業が必要になります。

初めてWebサイト制作をする際はバックエンド部分の実装は難しいので、フロントエンド側(見た目部分)のみのサイトを制作することをオススメします!

一通りの経験をすることで自分のやりたいことが少しずつ見えていきます。

それで、「さあ作ってみよう」と言われてもどうすればいいかわからないはずです。
まずは簡単にでいいのでコーディングの基礎を学びましょう。

Webエンジニアの大事な基本はまず検索ことです。
HTMLやCSSとは何か?ネット上にはいくらでも情報があります。
ただし、初めはそれだけ見ていても中々スキルを身につけることはできません。

そこで個人的なオススメは、学習サイトで学ぶことです。
慣れてきたら書籍など、やりやすい方法で学んでいくといいでしょう。

一つWebサイトを制作できれば、作業の中で自分がどんなことがしたいかイメージが掴めてくるはずです。
デザインを考えるのが好きだったらWebデザイナー、コーディングが好きだったらコーダーなど、
目的を明確にしておくと先にやるべきことが見えていきます!

私はデザインに関心がありつつも、コーディングが好きだったので幅広く業務を任せてもらいやすいフロントエンドエンジニアを目指すことにしました。

  • スクールや職業訓練で幅広く学ぶ

独学だけで転職を成功させることは不可能ではあり ません。

しかし、年々多くの未経験者がエンジニアを志望するようになり、人気の職業となったため、未経験者の間の技術格差が広まり、転職のハードルが高くなってきています。

独学で技術を伸ばすことは可能ですが、いずれ解決できない問題に当たったり、やるべきことに迷ったり、悩む時間が増えてくるとどうしても限界を感じてしまう瞬間も多くなります。

そこで、スクールや職業訓練で講師から教えてもらうという方法があります。

自分で何時間も検索して考えても解決できなかったことが講師に聞けば5分で解決した。ということもよくありました。

私は転職を考えていた頃、やはり独学だけでは不安があり、スクールへ通うか迷っていました。
しかし、最終的にはハローワークで偶然目にとまった職業訓練校のアジャストアカデミーを選びました。

結果的にそれは大成功でした。
ここからはその職業訓練の魅力についてご紹介します!

  • 職業訓練校について

職業訓練を選んでよかった理由の一つに、経済的な支援があります。

まず受講料が無料です。そして条件はありますが、給付金を受けながら通うこともできます。

アジャストアカデミーはデザイン中心のカリキュラムですが、コーディング、プログラミングだけでなく、マーケティングやディレクション、コミュニケーションスキルまで鍛えることができる幅広いカリキュラムがあります。

色々なカリキュラムを体験することで自分の向き不向きや好きなことがわかり、目的を絞りやすくなります。

独学ではどうしても学ぶ内容が偏ってしまいます。

とくにデザインを習得するのは難しく、Webサイト制作を個人でしているとデザインが自己流に寄ってしまい基本をおろそかにしがちです。ネットの情報もバラバラで、時期の違いで技術やツールのバージョンも変わり学ぶべき内容も変化していきます。
ツールの扱いも、講師からは教科書にない実務的な使いやすい方法なども教えてもらえます。
プロの元で直接学び、現場の声が聞ける機会というのは非常に価値がありました。

私の場合、他には講義でプログラミングを学ぶことでWebアプリケーションの制作にも興味が出て、いくつかアプリを作ってみたりもしました。既存製品のクローンのようなものでも自分で作ってみるととても達成感がありましたし、実際にアプリが動くだけで感動しました!

アジャストアカデミーの講義の中心はデザインですが、幅広いカリキュラムのおかげで、それまで気づけなかった様々な技術の魅力を知ることができました。

講義を通じて完成した制作物は、就職活動でアピールすることもできました。

当然ながら、職業訓練の目的は就職することです。


講師やクラスメイトに制作物を見てもらい、フィードバックをもらうこともできます。
一人で作っていると必ず確認不足な部分が出てきます。
色々な人の目や意見を取り入れることで、意外な発見や思わぬ落とし穴を見つけることができます。

何より転職に重要な模擬面接や書類の添削もしてもらえます。

このように一通りの就職までに必要な経験をすることができます。
転職するためにどうすればいいか迷っている方は、オススメです!

  • 面接前の準備こそが本番

勉強しただけで満足してはいけません。

最後には就職するという目標があります。

そのための準備は早いほどいいです。書類や制作物は繰り返し長い期間ブラッシュアップしていくものと思って、すぐに取り掛かりましょう。

「就活で具体的に何をアピールすればいいのか?」を早めに知っておいて準備しましょう。

まずは制作物(ポートフォリオ)です。

職業訓練へ通えばポートフォリオを作る機会があります。私は受講中以外にも時間を使い、ポートフォリオサイトやアプリをたくさん作っていました。ですが大切なのは、数よりも質です。

ポートフォリオの質というのは、「どれだけ考えながら作ったか。」です。

まずは何を作るか考えます。
自分が志望する職種や会社によってどんなポートフォリオを提出するべきかが変わるので、就職先に沿った作品を作ります。
例えば制作会社のデザイナー志望であればWebサイトやバナーであったり、アプリ開発会社のエンジニア志望であればWebアプリであったり、自分が就職先でどんな業務を行うか理解しておきましょう!

そして、作ったポートフォリオについて詳しく説明できることも大切です。

もちろん技術面も評価には入りますが、実務では自分の作ったものをしっかりと受け手に説明できることが重要なので、使用したツール、環境、どう考えてデザインや実装したのか等、どんな些細なことも情報をメモに書き溜めておき丁寧に作っていきましょう。

次に大切なことは、それらをアウトプットすることです。

応募段階で伝わるようにするだけで、採用側の見る目はグッと変わります。

具体的にはGitHubのようなWebサービスを使うといいでしょう。

GitHubに制作したサイトやアプリのソースコード(自分が記述したコードやプログラム)をアップロードし、Readmeなどで説明を書いておき、応募前にそのURLを送れば採用担当者は目を通してくれます。

印刷したりダウンロ―ドしたりする必要がないので、双方の負担が少なくなります。

私の場合、面接官がエンジニアであればGitHubの話題は必ずありました。それだけ評価基準になりやすいので、ぜひ使うことをオススメします。

そうして準備して、いざ面接。ですが、初めはおそらく上手くいきません。

しかし経験していくうちに間違いは修正され、気持ちも慣れていきます。

これまで紹介していることができていれば、自信もついていますし、面接中の話題も尽きないはずなので準備は問題ありません。

失敗を恐れたり完璧を目指さず、自分の成長を楽しむ気持ちでどんどん突き進みましょう!

私は職業訓練受講中に就職活動を始め、訓練校の手厚いサポートを受けることで書類通過率も上がり、苦手な面接にも慣れることができました!

3. 終わりに

未経験からWebエンジニアに転職するために一番大切なことは、継続することです。
多くの転職希望者が、早い段階でつまずき諦めてしまっています。
おそらく諦めたほとんどの人はもっと継続していれば転職は成功していたでしょう。
ですが、それが一番難しいことです。
どうすれば継続できるのか、不安だという人は今回紹介させていただいた方法を試してみてください。

この記事がWeb系エンジニア転職を目指す方のお役に立てると幸いです!

(文/RYO、写真/写真AC)

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