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就職先の声

エスケイワード株式会社
代表取締役社長

沢田 さま

エスケイワード株式会社

https://www.skword.co.jp/

採用いただいたアジャストアカデミーの修了者は現在どんな職種で、どんな作業をしていますか?

沢田様:
多くがアジャストアカデミーさんご出身の方々で社員が4名、パートが5名と今育休中の方が在籍しています。
営業以外の職種でいろんな形で関わってもらっていますね。

正社員として働きたいという方は、比較的その専門職としてデザイナーかエンジニア、ディレクターのどこかに見習いから入って、一人前になってもらう感じで進んでいきます。

ライフプランの中で扶養の範囲が希望など、その方の働き方に併せて雇用形態をきめます。そういう方々は運用作業としてサイト更新やバナー作成など、毎月ある作業を行ってもらっています。専門性というよりは細かくタスクオペレーションを回す作業です。アジャストアカデミーで学んだものを使いながら、専門職または運用更新などリクエストにお応えできるように働き方を変えています。

未経験だった修了者が最初はどういう作業から入って、どんなお仕事をしていますか?

沢田様:
入社4、5年位経つエンジニアは、現在はリーダー格になっています。
エンジニアチームのサブリーダーとしてバリバリと働いていますよ。
コーディング作業はもちろん、マネージメント、部下の教育や管理まで担当しています。

その方は未経験で入社時スキルはどのくらいでしたか?

沢田様:
正社員の場合、専門職のデザイナーなのかエンジニアを目指すのか、またはディレクターを目指すのかという希望ポジションを聞き、そこの枠の中での採用という形になります。

その中でアシスタントとしてスタートします。
デザイナーだと若手のデザイナーアシスタントとして、先輩の指示を受けながら作業を行ってもらい、成長されたらディレクターやアートディレクターなどリーダークラスから指示を受けながらだんだん作業を任せてもらいます。その時は先輩たちがグランドデザインとしてトップページと全体のデザイントーンを決めるので、下層ページのデザインを作ってもらったり、もしくはちょっとした簡単なランディングページを作っていくところからスタートします。誰かがデザイントーンを整えたものの発展させていく作業です。

それができるようになったら、小規模な案件から任せる感じです。
例えば、テレビ局の新しく立ち上げるお酒のメディアのグランドデザインを対応し、だいたい2年から3年くらいかけてその辺りをできるようになってくると、我々的にも正社員として無事に迎えられます。

制作会社は残業が多いイメージがありますが、いかがでしょうか?

沢田様:
会社次第になるかと思います。
人材採用の競争力の中で「残業しない」取組みをされているところもあるかと思います。うちは育休制度もしっかりしていて、男性の育休も最近取る子が出てきたので復帰して長く続いています。

リモート出勤もあり、多様性の中で人生設計をしっかり描けるのが我々の強みでかと思います。あとはフルフレックスみたいな形で月間150時間~160時間働けばいいので、別に本人の希望で夜中まで作業してもいいし、朝早くから作業することもあります。会社の文化がすごい変わってきているだろうなと思います。

僕らの働き方が嬉しい人達に入社してもらって、その中で優秀な人が出てきてくれたら嬉しいです。

40代中後半だと夜中まで頑張るとか先輩の背中を見て秘伝のタレを舌で盗んで覚えるみたいなそういうような人たちが、経営幹部に未だにいらっしゃると、そこは大変だろうな。
個人的には11時には寝たいです(笑)

ただ、0時リリース希望とか日曜の昼間にリリースしたいとかアニメ作品などでプロモーション的なことを考えたらあり得るので、その際は対応します。

女性は活躍されていますか?

沢田様:
多いです。うちは今6割女性ですね。

リーダー・管理職で女性がようやく出てき始めました。逆に言うといままで女性のスタッフが人生設計の中で管理職になれないと判断をされて退職に至ってしまいました。
能力があってそういう人生設計に悩んでいる女性社員が活躍してくれるのは、いい競争力だなと個人的にも思っています。

アカデミー出身の方は、現在どんな企業案件を担当していますか?

沢田様:
「うちの文化と合いそうか」みたいなところがあります。

先ほど言った働き方としての特徴があるので、報告をちゃんとして、仮に残業になりそうな人たちがいたらシェアして、全員で残業なく働く形をとっています。
仕事を抱え込んじゃう、自分でやろうとする、遅くまででもいいから片付けようとする、のではなく分配するというルールに基づいて動いていきます。
実は作業が全然できていないのに、なぜシェアしないのか。「締め切りに間に合わないので協力して欲しいです」と言われる方が我々としては賞賛されます。

そのため、面接時は自分のルールでやりたいという人かどうかというのは最初に見ています。
すごく優秀だから評価が高いとはなりません。
休みたい時にはちゃんと他の人が引き継ぐのでバランスが良く、すぐみんなの意見を受け入れてやってくれるフットワークがある感じの方が合っているのかと思います。

一見ハキハキと主張していいこと言ってそうだけど、意見を曲げず、自分には自分のやり方があるという方は、採用しません。

デザインを言語化するのは難しく、相手の希望を引き出す力は必要ですか。

沢田様:
カッコイイといってもみんなの中でいろいろなカッコイイがあるし、柔らかいといってもふにゃふにゃの柔らかさなのか、ちょっとソリッド目で触ると柔らかいだったりとか、いろんなものって一つの言葉の中にあるので、そこの擦り合わせってすごい大変です。
「つまりあなたの言っているかっこいいって実は柔らかめで女性的でこういうようなものがかっこいいなのですよね」というヒアリング能力が必要です。

ベテランのデザイナーはデザインをひく前にもっとラフなイメージをお客さんとすり合わせしていきます。こういうメッセージとか、こんな方針でとか、参考サイトを元に「このように考えていきたいのですけど大丈夫ですか?」と進めていくので、もうその時点からお客さんの意見も組み込んでいくので、デザイン提案の時にはほぼ相手も期待した通りの制作物になります。

アジャストアカデミーのカリキュラムは現場で役立っていますか。

沢田様:
はい。本当にお世辞抜きに横断的に学んでいるのはありがたいなって。入社時に基礎知識とか基礎用語を一通り知っているので、現場はありがたいです。

新卒だとデザイン系のことは知っているけどWeb系を横断的に知らなく、エンジニアもまたデザインツール知らないと現場は一から教えなくてはいけません。あと動画や解析、マーケティングの知識を一通り現場で言葉が出てきた時にそれは聞いたことあるとか、学んだので多少知っていますっていう状態からスタートできるっていうのは、ありがたいなって思っています。

また、課題提出があり、スケジュールの時間感覚がちゃんとあるので、「社会人基礎的感覚を持ってくれているな」っていうのがありますね。